食で奏でる旅の記憶

 ~徒然なる食と旅の備忘録~

カテゴリ: △旅の記憶

宮崎県の県庁所在地である宮崎市は同県の南東部に位置し,約40万人の人口を有する中核市です。フェニックス・シーガイア・リゾートや青島,プロ野球・プロサッカーのキャンプ地といった数多くの観光資源を有する観光都市ですが,2021年には餃子の購入頻度・支出金額で初めて ...

蔵王山系より流れる豊富な水によってできた扇状地に位置する山形市では,今から400年程前の1624年に,城のお濠の水源や城下町の生活用水,農村への農業用水を確保するために,馬見ヶ崎川の上流にいくつかの『堰』が設けられ,そこから町の中へ網の目のように水路が張り巡らさ ...

山形県立山形東高等学校は,1884年(明治17年)に山形県師範学校から独立の上創立された旧制山形中学校を前身とする,山形県内で最も古い歴史を持つ伝統校です。山形県の高校入試において最難関校となっており,卒業生の多くが山形大学や東北大学へ進学する進学校として知ら ...

山形市小白川町に本部を置く山形大学 Yamagata University は,1949年に国立学校設置法に基づき,山形県下の 5 つの高等教育機関(山形高等学校,山形師範学校,山形青年師範学校,米沢工業専門学校,山形県立農林専門学校)を母体として発足した国立大学です。設立時は文理 ...

山形県の県庁所在地である山形市は同県の中央東に位置し,約25万人の人口を有する同県最大の都市です。古くは最上(もがみ)と呼ばれ,平安時代の末期頃には出羽路の主要な宿駅の一つでした。室町時代中期以降には斯波兼頼がこの地に城を築き城下町を整え,この地方の政治文 ...

1906年に発表された伊藤左千夫の小説「野菊の墓」は,15歳の少年・斎藤政夫と 2歳年上の従姉・戸村民子の悲しい恋の物語です。この作品の舞台となったのは千葉県松戸市矢切付近で,北総線矢切駅から歩いて 10 分ほどのところに「野菊の墓」の一節が刻まれた文学碑があります ...

古くから窯業が盛んで伝統産業として陶器が生産されてきた常滑市街地には,窯業で栄えた古くからの町並みがそのまま残っています。「常滑やきもの散歩道」は,昭和初期に最も栄えた窯業集落一帯を指し,今も点在するレンガ煙突や登り窯,土管塀など歴史的産業遺産を巡る観光 ...

愛知県の知多半島西岸の中央部に位置する常滑市は,粘土層の露出が多いため古くから窯業が盛んで,伝統産業として陶器が生産されてきました。常滑焼は日本六古窯の一つ(他は瀬戸,越前,信楽,丹波,備前)に数えられ,旧市街にはレンガ煙突や登り窯,黒板塀,土管坂などの ...

JR 仙台駅から車で約30分ほどのところにある秋保温泉(あきうおんせん)は,大和物語や拾遺集に名取の御湯(なとりのみゆ)と歌われた日本三御湯のひとつです。その起源は今から1500年ほど前までさかのぼり,第29代欽明天皇の病を癒して以来,秋保温泉は皇室の御料温泉の1つ ...

山形市小白川町に本部を置く山形大学 Yamagata University は,1949年に国立学校設置法に基づき,山形県下の 5 つの高等教育機関(山形高等学校,山形師範学校,山形青年師範学校,米沢工業専門学校,山形県立農林専門学校)を母体として発足した国立大学です。設立時は文理 ...

山形県の最南端に位置する米沢市は,内陸部南部を占める置賜地方最大の都市で,山形県内でも有数の豪雪地帯として知られています。鎌倉時代は長井氏の,室町時代初期からは伊達氏の領地となり,戦国時代には伊達氏の本拠地となりました。“独眼竜政宗” として戦国の世に名 ...

長崎,神戸と並んで日本三大夜景の一つに選出されることも多い函館は,夜になると昼間とは異なる表情を見せてくれます。「ハコビバ」夜にはきれいにライトアップされます。「金森赤レンガ倉庫」光のベールに包まれた赤レンガ倉庫が浮かびあがります。「函館港」「函館西波止 ...

「函館どつく」は函館・元町エリアの西端に位置し,昔からの住宅が残る閑静なエリアです。“函館どつく” とはこのエリアに本社を構える1896年創業の造船メーカーの名前で,函館が国際貿易港として開港した当時から貿易の拠点として早くから栄えてきました。「函館市電(函館 ...

JR 函館駅から車で40分ほどのところにある「トラピスト修道院」は,1896(明治29)年に創立された日本最初のカトリック男子修道院です。修道院では創立当初から開墾・農耕・牧畜が盛んに行われ,修道士たちが自給自足の生活を送っています。ここで作られるトラピストバターや ...

五稜郭タワーは五稜郭に隣接する展望塔で,2代目となる現在のタワーは高さ107m(避雷針髙)です。展望台からは五稜郭の美しい星形とともに,函館市街や函館山,津軽海峡などを望むことができます。「五稜郭タワー」「チケット売り場」「展望スペース」「土方歳三のブロンズ像 ...

函館山の南東に位置する立待岬は,津軽海峡につきでた断崖上にある岬です。函館市電谷地頭電停から歩いて 15分ほど行くことができ,天気の良い日には下北半島を望むことができます。付近には与謝野鉄幹・晶子の歌碑も設置されており,函館の観光スポットとなっています。「岬 ...

函館市電の終着駅「谷地頭」周辺はメイン観光地から離れた閑静な住宅街ですが,函館の歴史が感じられる魅力的なエリアです。「函館市電谷地頭電停」「表参道」「函館山麓」「碧血碑」函館山碧血碑は、箱館戦争終結後、梁川熊吉が日蓮宗実行寺の住職日隆と共に、幕軍兵士の遺 ...

JR 函館駅から東へバスで35分ほどのところにある「トラピスチヌ修道院」は,日本初の女子観想修道院として1898(明治31)年に創立されました。修道女らは『祈り』『労働』『聖なる読書』を日課の 3本柱に共同生活を送っています。前庭や売店に併設する資料室の見学が可能で, ...

函館市街地西端にある標高 334m の函館山へは,函館山ロープウェイや一般道,登山道を通じてアクセスすることができます。山頂に展望台が設置されており,昼間晴れた日には眼下の函館市街はもとより,津軽海峡を挟んで遠く下北半島をも望むことができます。夜には宝石を散り ...

基坂を上りきった高台に位置する「元町公園」は,かつて江戸幕府が箱館奉行所を設置した場所であり,その後も旧北海道庁函館支庁庁舎等が置かれるなど,政治の中心地であった場所でもあります。「元町公園」『大地と海と僕たちと』「四天王像」「旧北海道庁函館支庁庁舎」「 ...

函館山の麓にある坂の町・元町は北海道で最初に異国文化が流入してきた場所で,日本で最初に開港した都市としての面影を強く残すエリアです。世界各国の領事館や教会が建てられた経緯もあり,“和” と “洋” が混じり合った独特の景観を形成しています。「海峡通」「南部坂 ...

函館市電十字街電停から歩いて 5 分ほどのところにある「はこだて明治館」は,1911年に函館郵便局として建てられた赤レンガ造りの倉庫を利用したショッピング施設です。戦火を耐え,今日に至るまでその形を残しています。「はこだて明治館」「テディベア・ショップ」「函館硝 ...

1854年の日米和親条約の締結によって,200年以上に及んだ日本の鎖国体制は終焉を迎えました。箱館(現在の函館)は下田(静岡県)とともに開港地に選定され,同年に箱館に来航したペリーは箱館港を捕鯨船の食糧・燃料の補給基地として活用するために湾内の測量に取り掛かりま ...

JR 函館駅から歩いて 5 分ほどのところに,函館を代表する観光名所「函館朝市」があります。戦後間もない 1945年(昭和20年)に,函館周辺の農業生産者の一部が広場の片隅で野菜の立ち売りを始めたのがその起源と言われ,現在では約 250 店舗が軒を連ねています。カニや鮭, ...

2019年12月1日,JR 函館本線函館駅から徒歩 1 分の駅前に,防災医療拠点の機能を持つホテルと複数の店舗からなる複合商業施設「ハコビバ HAKOVIVA」がオープンしました。“ハコビバ” とは,函館の「函」とイタリア語で万歳や歓声を表す「VIVA」を組み合わせた造語です。「 ...

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