阪急宝塚線池田駅から徒歩 15 分ほどの五月山公園の一角にある「五月山動物園」は,日本国内で飼育されている 7 頭のウォンバットのうち 5 頭が暮らしていることから,ウォンバットの聖地と呼ばれています(他は茶臼山動物園(長野市)に 2 頭)。その歴史は 1990 年に姉妹都市ローンセストン市(オーストラリア・タスマニア州)から贈られた 3 頭のウォンバットから始まり,1992 年には世界で 2 例目となる飼育下での繁殖に成功しました。入園料は無料で,池田市民はもちろんのこと近隣市町村からも多くの人が訪れ,みんなに親しまれています。
















「フク」











自らが掘った穴に入っていきます。











「コウ」






隣りのワラビー舎に入りたがっています。

夕方の閉園間際に,隣のワラビー舎に入れてもらえました。











【これまでの訪問履歴】
大阪府池田市綾羽 2-5-33
「五月山動物園」


「ウォンバット」
ウォンバットはオーストラリアの固有種で,カンガルーのように袋の中で赤ちゃんを育てる有袋類です。ずんぐりとした体付きと短い足でちょこちょこと内股で歩くその愛らしい姿は,動くぬいぐるみとも称されます。とても人懐っこく,飼育下では人に良く馴れ,人との接触を好みます。五月山動物園には,ワイン(♂),マル(♀),フク(♂),コウ(♂),ユキ(♀)の 5 頭のウォンバットが暮らしています。

「放飼場」

「ワイン」
1989年 1月生まれのワイン(♂)は国内最高齢のウォンバットです。1990年にオーストラリア・タスマニア島のトロワナ・ワイルド・ライフパークからやってきました。クリっとしたまん丸の目が特徴です。











2004年生まれのフク(♂)は,2007年にオーストラリアのドリームワールドからやってきました。










「ユキ」
2016年生まれのユキは,右の前脚が手袋をしているかのように白いのが特徴です。2017年にオーストラリア・タスマニア島のトロワナ・ワイルドライフパークからマル,コウとともに五月山にやってきました。




穴から顔だけ出しています。










ユキと同じ 2016年生まれのコウは,2017年にオーストラリア・タスマニア島のトロワナ・ワイルドライフパークからマル,ユキとともに五月山にやってきました。







隣りのワラビー舎に入りたがっています。

夕方の閉園間際に,隣のワラビー舎に入れてもらえました。





「アップル・ランド」

「ティアの剥製」
ティアは1990年にオーストラリア・タスマニア島からワイン,ワンダーとともに日本にやってきました。
「ワンダーの剝製&骨格標本」
日本最高齢夫婦(ワイン&ワンダー)のウォンバットとして元気に暮らしていたワンダー(♀・28歳)は 2017年11月25日に永眠しました。

「観光案内所」
阪急宝塚線池田駅構内にあり,ワインが出迎えてくれます。
「アヤハの剝製」
アヤハは2007年にフクとともにやってきました。
【これまでの訪問履歴】
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