長野県のほぼ中央に位置する松本市は,江戸時代には松本城を中心とする城下町として栄え,現在は長野市に次ぐ人口を有する長野県第 2 の都市です。戦災を免れたことから市内には歴史的建造物が多く残り,毎年多くの観光客が訪れます。日本アルプスを擁し,多くのアルピニストを迎える “岳都” であり,毎年夏に一流の音楽家が一同に集うセイジ・オザワ 松本フェスティバルが開催される “楽都” であり,明治初期の開智学校の開校に始まり,大正期には全国で 9 番目の官立旧制高等学校である旧制松本高校が招致されるなど,伝統的に教育熱心な側面をもつ “学都” であることから,松本市は『三ガク都 ~岳都・楽都・学都~』と呼ばれています。東京(新宿)からは JR 特急あずさで 2 時間 30 分 ~ 3 時間ほどで行くことができます。
長野県松本市
「JR 松本駅」
「松本市美術館」
JR 松本駅から東に15分ほど歩いた通り沿いにあります。草間彌生(芸術家),上條信山(書家)など信州ゆかりの作家を中心とする展示を行っています。「幻の華」
入口の横には草間彌生の作品 “幻の華” が野外展示されています。「水玉強迫」
「水玉模様の自動販売機」
「中庭」
「松本讃歌」
「考えるかぼちゃ」
「ジグソーパズル(1000ピース)」
草間彌生の代表的なモチーフのひとつとして知られる『南瓜』のジグソーパズルをミュージアムショップで購入しました。似たような図柄が多いため,難易度は高めです。「中町通り」
昭和レトロ漂う中町通りには土蔵造りの建物が数多く並んでおり,民芸・工芸・飲食などさまざまな専門店が軒を連ねています。「手仕事商會 すぐり」
「女鳥羽川」
松本市の中心部を流れる川です。「幸橋」
「縄手通り商店街」
女鳥羽川沿いの通りに個性的な店が長屋風に軒を並べる商店街です。通りは歩行者天国になっており,昔ながらの金物屋さんからオシャレな雑貨屋さんまで様々な店が営業しています。その昔,女鳥羽川には “カジカガエル” が数多く生息していたことから(残念ながら現在はその姿は見られません),縄手通りは『カエルの街』としており,通りには『カエル大明神』が奉られ,ところどこにはカエルの石像も設置されています。「カエルの石像」
「蛙大明神」
「ガマ侍」
縄手通りの西の入り口に鎮座する『ガマ侍』は,2005年に東京芸術大学デザイン科の学生より寄贈されたものです。その大きさと見事な造形は,訪れる人たちに強烈なインパクトを残します。「若がえりの水」
長野県松本市
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