厳島神社の背後にある丘は,五重塔があることから搭の岡と呼ばれ,かつては厳島合戦で毛利元就の敵方,陶晴賢が陣を構えた古戦場とも伝えられています。現在は千畳閣と並んで宮島を見守り続けています。

「塔の岡」
塔の岡_edit

宮島の町や広島湾,厳島神社を見渡すことができます。
塔の岡からの眺め 1_edit

塔の岡からの眺め 9_edit

塔の岡から厳島神社を望む 2_edit

塔の岡への坂道_edit

「塔の岡隧道」
塔の岡隧道_edit

「五重塔」
五重塔は和様と唐様を巧みに調和させた建築様式で,応永14年(1407年)に建立されたものと伝えられています。高さは 27.6 m で,五層の角を反り上げた檜皮葺きの屋根と朱塗りの柱や垂木のコントラストが印象的です。
五重塔 11_edit

五重塔 14_edit

五重塔 4_edit

五重塔 6_edit

「千畳閣 (豊国神社)」
天正15年(1587年),豊臣秀吉が戦で亡くなった者への供養として建立を命じた大経堂で,畳 857 枚分の広さがあることから千畳閣と呼ばれています。秀吉の急死によって工事が中止されたため天井が張られておらず,梁などはむき出しで板壁もない未完成のままの状態で現在に至っています。
豊国神社(千畳閣) 4_edit

豊国神社(千畳閣) 6_edit

豊国神社(千畳閣) 10_edit

豊国神社(千畳閣) 14_edit

豊国神社(千畳閣)と五重塔 1_edit

豊国神社(千畳閣)と五重塔 4_edit

広島県廿日市市宮島町 1-1