グラントパークの南,ミュージアム・キャンパスの一角に位置するフィールド博物館 The Field Museum は,1893年に開催されたシカゴ万国博覧会の展示品を核に 2000万点以上という膨大な収蔵品を誇る全米屈指の自然史博物館です。動物学,植物学,人類学などあらゆる分野の自然遺産,文化遺産を網羅しており,なかでも絶滅危惧種を含む様々な動物のはく製や恐竜の化石のコレクションは充実しています。







こちらの頭部はレプリカです。


























こちらの恐竜の足の化石は,手で触れることができます。



「フィールド博物館 The Field Museum」


「スタンレー・フィールド・ホール」
入口から入ってすぐの Main Level は中央が吹き抜けになっています。

「アフリカ象のはく製」
20世紀初頭にケニアで捕獲されたものです。
「トーテムポール」
カナダのブリティッシュコロンビア州のハイダ族の村に,家の守護神として建てられていたものです。
「スー Sue」
ホール中央でひときわ存在感を放っているのがティラノサウルス・レックス(T レックス)の化石です。これは,現在発掘されている T レックスのなかで最も完全に近い形で発掘されたもので,“スー Sue” の愛称で親しまれています。ちなみに頭部は重すぎて全身骨格標本に着けることができないためにレプリカを装着しており,本物は Upper Level のガラスケースに収められています。



「SUE の頭部の化石」
Upper Level には,ガラスケースに収められたスー SUE 頭部の化石の本物が展示されています。

「プテラノドンの模型」

「McDonald's Fossil Prep Lab」

「進化する惑星 Evolving Planet」
約46億年の地球の歴史を化石を中心にたどります。


「メガテリウムの骨格標本」
メガテリウムは,かつて南アメリカ大陸に生息していた巨大なナマケモノの近縁属です。
「クリプトドンと Ground Sloth の骨格標本」

「Arctodus (ショート・フェイス・ベア)の骨格標本」
氷河期時代の北アメリカ大陸で最大の肉食動物です。
「オオツノシカの骨格標本」

「マンモスの骨格標本」

「ジャイアントビーバーの骨格標本」

「馬とバイソンの骨格標本」

「マストドンの骨格標本」

「恐竜ホール Hall of Dinosaurs」
小さな恐竜がやがて巨大化し進化していく様を,それらの化石を通じてホールいっぱいに並ぶさまは圧巻です。



「ステゴサウルス」

「角竜類」

「ダスプレトサウルス」

「パラサウロロフス」
頭頂から後方へ伸びる鶏冠が特徴的です。


「スー・ストア The Sue Store」


明日に続く・・・
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